でしょうか?僕がまだ初々しい成人前だった頃、先輩にオススメされるがままに買ったのが、このブランドの【VD6201】というモデル。トップウォータープラグから軽めのスピナーベイト、ライトテキサスリグまで、これ一本で何とかなるみたいな竿だったなあ。「ミスタードン」という不可思議なネーミングや透明感のある深いグリーンのブランクも魅力でした。バスロッドで一世を風靡したMr.DONは、調子に乗って雷魚ロッドも出してしまいました(笑)。その名は【VD7201EX】。雷魚ロッドがヘビー一択であった当時、非常にライトだったそのモデルは当然の如く評価されず、僕の周りには、使っている人は居ませんでした。
そして月日は流れ流れ流れ、縁あって僕の所に、この【VD7201EX】がやって来ました。今触ってみると、これがなかなか良い、てかめっちゃ良い(^^)やっと時代が追いついて来ましたよ、DON!駄竿なんて言ってごめんね!ちゃんとキレイにして大事に使うからねっ!
が、しかし。タイミング良く(悪く?)「オープン~ライトなカバーで使える雷魚ロッドが欲しい」というお客様のお目に留まり、リメイクベースとなったのでした。まあ僕が持っているよりも、間違いなく沢山の魚と出会えるでしょうからDONも本望でしょうね(^^)
お客様のご希望は「零戦みたいな雰囲気」という事だったので、艶消しのミリタリーグリーンのブランクに、日の丸をイメージした赤白のスレッドでシンプルに。トップが6から始まるKWガイドに変更、リールシートはTCS18に。グリップを4インチ延長して全長7フィート6インチに。現代的にアレンジすると、その軽くてクセのないブランクの良さが際立ちます。新規のブランクを使った竿も良いですが、こういうのもなかなか良いもんですね(^^)今度こそ自分用に【VD6201】を探そうかな~