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  • 執筆者の写真fullhands2016

思わず買ってしまった本

タイトルは「The NEW WILD(新しい野生)」

この帯にヤラれてしまいました(^^)

このタイトルに表れているとおり、筆者の立場は「外来種」というものを「新しい野生」というふうに肯定的に捉えています。人間の自然破壊によって疲弊し壊れてしまった環境に外部から入ってきたものが適応し新しい生態系を作った、と。

また、地球規模で見ると「外来」「在来」というくくり自体に意味がなく、生き物が移動しているだけだ、とも。人間は何かを期待して自国へ海外から生物を持ち帰り、期待通りにならなかったらその「いきもの」を「わるもの」にする。

この本の中で僕が一番印象に残った一節、

新しい種がよそから入ってきたら、その存在をとりあえず認め、少しだけ寛容な目で長所を探す事が大切だろう。風変わりな特徴があったり、破壊的な活動をするかもしれないが、生物の多様性を高めてくれるし、利益をもたらしてくれることも多い、それに一度入ってきたものは、そう簡単に出ていってくれない。

これから外国人労働者がどんどん増えていくであろう日本。僕らにはこういう気構えが必要なのかもしれませんね。この本からこれからの日本を生きるヒントを得たのでありました。

本当の事を言うと、この本を買った一番の理由は、「ブラックバス、ブルーギル=悪者」という親父を、言い負かしてやろうと企んでいたからなのです^^;

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